続・一手間〜〜
先日、一手間加えると出来上がりが豪華にと書きましたが、実はこちらの記事へのつなぎです。
一週間10日以上経ってから何言ってんだか、という気もしますが、今日はそんな話。
俗にTRPGは「紙とペンとサイコロがあればできる」と言いますが、その中身は「情報のやり取りでもって構成されている遊び」というところに比重がおかれているからだと考えています。
(サイコロは乱数という情報)
さて、実際にやり取りされる情報ですが、なかなか言葉だけでは伝わりにくいですよね?
特に、相互にボキャブラリーの問題があったり、想像しているものが食い違ったりすると、伝わりすらしない事もしばしば。
※ウチのサークルでは、平均して年1人ぐらいの留学生の方が新歓期に覗きに来たりします。入ってきてくださっても大体において前期を乗り切れないわけですが…在回生の側も
よく言われることですが、情報の取得は視覚からがほとんどで、聴覚からの取得は1割以下などと言われています。いくら紙・ペン・サイコロだけでできる、とは言っても情報が伝わりにくければテンポも悪くなりますし、漫然とプレイするようになるかと思います。
メリハリをつけるにはきちんと目を引く何かを用意しなければなりません。ここではシナリオの内容に触れるつもりは無いので、目を引く小細工・小道具の紹介をしていきたいと思います。
そこで、情報取得方法のほとんどの割合が視覚なら、視覚に訴えるモノを用意すればよい、と言う事です。
要は、視覚に訴えるモノ=目に見える情報、であればいいわけです。
非常に簡単に作れるところから紹介していくと(そんな事は既にやってる、という方も多数おられるでしょうが)
- NPCリスト・物品リスト・情報リストなどのセッション運営を円滑にする(GM作成の)リスト類
- 地図に代表される平面(立体)的な情報
- 2.に付随して、(ある程度)立体的な駒
- 絵・写真・動画など文字/記号以外の情報(地図ほか図を除く)
- (番外)視覚以外に訴える目を見張るもの(聴覚・嗅覚?・味覚?・触覚?)
といったところでしょうか。
各論はまた次回以降に回しますが、使いまわしの利く3や、シナリオ作成段階で資料をまとめればほとんど出来上がる1をまずはお勧めします。
一手間加える事で、今までと見違えるようなセッションになる(といいなあ)と思います。