京都行 2013年5月

長野に引っ越してきて一か月、そろそろ顔を出さないとというところで行ってきました。
 
 
 
やはり一言で言って、夜勤明けで5時間の移動(乗り継ぎ3回)とかやるもんじゃないw
動くだけならいいんですが、事前情報で聞いていた話だと、
新入生の数が多すぎてシナリオの本数足りなさそうなのがはっきり見て取れてたので
「仕方ない。進捗状況は低いが、作りかけのシナリオを移動中に完成させよう」とか思ったのが運の尽き。
結局、この作業のせいで金・土・日の睡眠時間はすべて仮眠という恐ろしい状況が発生してしまいました、まる。
 

  • 1日目

特急しなのと新幹線を乗り継いで京都へ。よし、今回は網棚トラップに引っかからなかったぞw
しかし、長野を出るときにお土産を買い忘れたので、急遽名古屋で補充。
名古屋駅の土産屋が貧弱だったのが軽くカルチャーショック。外まで出ればもう少し選べたのか?
乗り継ぎ券を買ってたので、そんなわけにいかんけど。
 
18時半すぎに無事部室に到着。現在住んでいるところからおよそ5時間半。福江の時より時間はかかるものの、交通費は4割ほどに低減。
これなら休みの都合さえ合えば気軽に来れそう(待て
さすがに現役生は新歓疲れで出てきてないが、初代ボブ氏と合流。
晩飯はまどいへ。食べてるうちに就職決まったという話の流れに。
彼には今までさんざんたかられた気もする(笑)が、祝い事なら、と気持ちよく払うことにしてみた。(2件目の飲み屋も)
 
 

  • 日界過ぎて

翌日キャンペーンGMのおあしす氏も遅れて登場。
小雨の中、滋賀(大津だっけ?)から延々自転車を漕いできたとか。20代の体力すげえなぁ、おい。
キャラメイク後の時間で第1話をやるか第0話のテキトーなダンジョンアタックをやるか悩み中、とのこと。
「キャンペーンGMは自身3回目だが、考えれば考えるほどやりたいことが増えていく」という定番の悩み。
それは、キャンペーン中盤に差し掛かって「予定よりもあと2週欲しい」とか言い始めるフラグだ(笑)
第0話の内容相談を受けつつ、夜は更けていったのであった。
 
 

  • 2日目昼

連日仮眠3時間のみとかキツイ!
昼間はクロ氏と合流、駄話をしつつ三条界隈へ。
MOVIXでリンカーンを見ようかと思ったが、上映時間が間尺に合わず断念、カラオケへ。ある種の定番コース。
ノッてくると、ドマイナー曲で全国採点一桁順位を目指す遊びをするのもいつも通り。
だいたい一桁順位が取れるのは歌ってる人数が一桁の時だけなのもご愛嬌(笑)
マイナーメジャーぐらいの曲で全国平均点(86〜89点)を上回ると、ハイタッチするぐらいのはしゃぎようだったり。
 
 

  • 2日目2部(夜の部)

1部(昼の部)はキャンペーンのキャラメイクで潰れているので、レアキャラの出番は夜の部から。
卓分け前に大ベテランのひろりんさんから、「CofC卓を立てるのは初めてだから、CofCとしてまずいシナリオかどうかを判断してほしい」などという要望が。
「えー、もっと得意な人もいるでしょうに」とか思って見渡すと、いないかもしれないことに気付く。
結局「出来そうなのが居なければ」という条件で承諾。
 
卓分け時、条件を満たしてしまったと判断。まあ仕方ありませんな。
ちなみに、2回生K君のDX3rd、3回生I会長のネクロニカ、ひろりんさんのCofC、茨之介さんのCofC(古い市販シナリオ)というラインナップ。
少女ゾンビ(ネクロニカ)とかできないと思うんである意味順当なところ。
 
で、ためらいがあったのはシナリオ紹介時「ドロドロの昼ドラやります」なんて言ってたから。
まさか、こんな展開になろうとは。
 
 

PCたちの初期設定は、PC1〜3までハンドアウトあり、PC1,3が男、PC2が女限定。
PC1と2は現在付き合っており、PC3はPC1の親友。というぐらいの設定。
 
一応ここから先は再利用の可能性を考慮して、反転します。
 
さらにPC全員が洛北大学RPG研究会OBで同期生(正確には同世代ぐらい)で、同窓会に集まったところから始める、との無茶振り。こんな時どんな顔したらいいかわからないの(´・ω・`)あと、仲のいい同世代なので、学生の頃にやってた持ち回りキャンペーンのシステムも決めといて、とのこと。年齢層(25〜27歳)から逆算してナイトウィザードに決定(内輪ネタでごめんなさい)
 
出来上がったPCたちはこんな人々。売出し中の俳優、売出し中の女流作家、キャリア組の刑事、人間観察趣味をこじらせた精神科女医、パパラッチ(副業)が主収入の私立探偵の5人。なんともろくでもない(笑)いや、必要な技能の関係上医者や探偵は必要なんでいいんだけど。
 
オープニングは同窓会。NPCヒロインの指にきらりと光るものが。尋ねてみると、不安げに「今度結婚するんだ」と。さびしそうな表情を一瞬のぞかせながら祝福する俳優PC。そんな流れの中、女流作家PCが「そういえば、学生の頃好きな人居たよね?」と開始5分で爆弾投下(笑)俳優PCの心の折れる音が聞こえそうな状況でした(俳優PCと女流作家PCはつきあってる設定)。ヒロイン曰く、「この結婚のことで相談があるから日を改めてみんなで来てほしい」とのこと。了承し、深酒するのが何人かいたものの楽しく夜は更けていきましたとさ。
 
指定された日にヒロインのマンション(まだ独り暮らし)に行く同窓生たち。宝石店勤務の女NPC曰く「彼女の指輪イミテーションよ、変な男に引っかかったのかも」。そんな予想はさておき、呼び鈴を鳴らしても出てくる様子がない。玄関のカギは開いている。そーっと開けてみると鉄錆のにおいが。あわてて閉めてSANチェックの被害者を極力減らす我々、なんと訓練された探索者だ(笑)すぐに刑事PCと女医PCとで確認に入る。やはりというかヒロインの正面からメッタ刺しにされた遺体が横たわり、ダイニングのローテーブルには式場や旅行のパンフが所狭しと並べられている。あと目立つものは、一部のページが使い込まれたCofCのルールブック(キャラメイク時点の情報では、非常に怖がりでホラーRPG卓への参加率は非常に低かった模様)と虫用のプラケース(おがくずが敷き詰められていて、肝心の飼ってる中身は居なさそう)といったところ。軽く状況を確認しつつ、常識的な対応として、現場保存しながら警察を呼んでみたり。さっきの訓練され具合はどこへ行ったのやら(笑)
 
ヒロインの婚約者も重要参考人とはいえ、その場にいないので手掛かりがつかめず。そういえばなんて名前だっけ?イニシャルしか聞いてないぞ?とざわめいてみたり。涼しい顔でGMは「え?さっき言いましたよ」などとわけのわからない供述を。どうも、脱線した話のトーンが大きくなってきたところでボソッとつぶやいたのが真相の様子。GMも盛大に脱線しておいてそれはないわーと文句をたれながらもアイデアロールに成功して思い出す我々。やはり、それはないわー。結局探偵PCから同業者に頼んで張り込んでもらうことに。
 
翌々日、同業者から「悪いニュースだ。張り込んでたやつが死んだらしい」との情報。現場に急行するとすでに警察が現場検証中。刑事ドラマよろしく、刑事PCが堂々と手帳を見せつつ現場の警官に無茶振り。確認すると、ヒロインと同じようなメッタ刺しの傷で死んでいる様子。ただし、こちらは凶器が無い(ヒロインの胸に刺さっていたナイフには婚約者の指紋がついてた)。このあたりで刑事PCは所轄署で婚約者の前科から何から調べてみることに。被害届の取り下げで立件できずじまいのものが数件、という結婚詐欺の常習犯の模様。
 
まだこのあたりでは、若干以上不自然な点はあるものの神話的怪異との遭遇ができていない探索者たち。そんなおり、NPC(上で出てきた宝石店勤務の女性)から、焦燥し助けを求める電話が。行ってみると、ヒロインの名前を呼びながら「来ないで、私何もしてない」と怯えている様子。女医PCがなだめすかしながら勤務する病院へと搬送してみることに。一方、ようやくまともに家探しできる場所を得た他PCたち(笑)めぼしいものは、結婚詐欺師宛の小包の送り状。パソコンの通信記録を探ってみる我々。コンピュータ技能などだれも持っていないので、通り一遍の事しかわからないが(笑)SNSスカイプの記録から、ヒロインに代わって荷物を代行発送したことがわかる。これ以上は技能的に埒が明かず、パソコン関連はPL知識フル活用で突破することに(笑)ヒロインのミクシィ隠しページを探り当てたものの、パスワード要求される。通常考えて、ここまでそれらしいヒントは皆無だったにもかかわらずGMからパスワード(8〜16文字らしい)の入力を求められる。仕方ないので「名前のローマ字+数字の組み合わせを近しい人のもの(誕生日・電話番号下4桁など)でしらみつぶしに調べる」と宣言。ニヤニヤしながらアイデアロールを要求するGM&入力に手を上げる作家PC。パスワードは大方の予想通り、ヒロインの名前+俳優PCの誕生日でした。このとき私にはGMが画面の向こうからカウチポテトでニヤニヤ眺めているようにしか見えませんでしたよ、ええ。
 
隠しページのに日記によると、婚約者(結婚詐欺師)との結婚を控え本当にそれでいいのか悩んでいたことが発端。そんなおり悩みを聞いてくれるボットが現れ、中の人に相談するうちに、本当に婚約者と結婚して良いのか→どうも騙されてたような気がする(実際に貢がされてました)→本当に好きな人は学生の頃好きだった俳優PCではないか→作家PCのせいでそれはかなわぬ夢となってしまった→復讐するは我にあり、対象は3人(結婚詐欺師・作家PC・俳優PC)と考えが変わっていった様子。これを見て気まずい空気になるPCたち。具体的には俳優PC(PC1)と刑事PC(PC3)。刑事PCがおもむろに「お前あの後、ヒロインと本当に何もなかったのか?」、俳優PC「学生の頃、無理に酒につき合わせたことあったろ。あれ以上何もない!」と、ハンドアウトを見なければわからない会話が炸裂。いや、察しは付くでしょうけど(笑)

そのころ、病院の女医PCから情報共有ヘルプ。作家PCと刑事PCが病院へ。道中、作家PCの耳に聞き覚えのある声がささやく「……やっと見つけた」ヒロインの声だ。正気度を失いながらも、合流。女医PCが一人増えた患者を相手になだめすかしながらカウンセリングしてみると、作家PC(PC2)の語った真相は、「情報操作して俳優PCを寝取っちゃった、てへぺろ☆(・ω<)」この女、悪女である(笑)まだヒロインの声を聞いていない女医PCは「じゃあヒロインのお墓に手を合わせて謝んなきゃね」と、幽霊騒ぎは気の迷いである立場をつらぬく。そうはさせじと、ヒロインの声が響く「謝ったって許さない」めでたく3人とも(刑事PCも)ヒロインの幽霊を認知しました。ふと作家PCの周りに光り輝く20面体が漂ってることに気付くが、それはそれとして5人とも合流することに。
 
合流したところで、恨み・心残りと幽霊になったいきさつを聞いてみると、おおむね合致。ボットの中の人は銀髪アホ毛の女の子らしいが、そんなことはどうでもよかった(笑)自らを贄に3人を呪い殺す力を得る契約をボットの中の人と結んだのだとか。真相がわかったところで大暴露&土下座タイム(笑)作家PC「私が悪かったわ。でも私、俳優PCのことが好きでしょうがなかったの」ヒロイン「うん、マジ憑り殺す☆(・ω<)」説得できるわけもなく。2番手は俳優PC。恨みの対象が徐々に広がりつつあったので、何とか最小限に食い止めるべく「やりなおそう。俺がそっちに行くよ!」作家PC「やめて!」えーと黙れ(笑)ヒロインのことを好きだったが、作家PCの誤情報で告白は未遂に終わり、作家PCと(半ば強引に)付き合っていた、という理解なので俳優PCはこういう行動に出ると思うよ?正直、付き合ってる描写を入れる前にPLの心折れたし。それでもヒロインの攻撃性はだいぶ落ち着いてきたようでもう一押しの様子。ヒロイン「学生の頃は楽しかったよね。ほらみんなで持ち回りキャンペーンとかやってさ。あの頃にはもう戻れないのかな」昼ドラで持ち回りキャンペーンという言葉を聞くとは思わなかった(笑)
 
急遽、病院内で持ち回りキャンペーン最終回が行われることに。無事エンディングを迎え、感想戦まで来た頃、ヒロインの表情は穏やかに心残りもなくなった様子。だんだん薄くなり成仏していきましたとさ、めでたしめでたし。なんだこれ(笑)ちなみに銀髪アホ毛女子ボットの力を借りる案もあったけど、彼女の満足しそうな結果は出てきそうになかったので断念しました、まる。
反転終わり
 
感想としては、「第一世代からやってきたベテランGMだけあって情報隠蔽のリアルスキルが非常に高い」というところ。いや、ボトルネックになる情報でそれをやられると、調査モノは進まなくなるんでマジ勘弁してくださいm(_ _)m
GMが考えている以上にPLは気づかないものだと思って、情報出してもらわんとどうしようもありまへん。
そこはともかく、ドロドロした昼ドラ展開に限らず久しぶりに濃いシナリオを堪能できました。ありがとうございます>参加者各位

  • 3部

惨劇Rooperを1ゲーム。睡眠時間足りない時にやるのはキツイゲーム。初見でメモの取り方間違えてたせいで、結構迷惑かけたかも。