京都行 2012年10月

  • 1日目 映画とカラオケの巻

「僕と契約して(略)」と募集をかけるも、釣れたのは当初から予定していた一人のみ。まあド平日である以上そんなもんか。
 
気にせずTジョイ京都へ。この日は朝早くから新幹線で移動。博多を6時半に出るとか休日の行動ではない(笑)3時間弱の乗車で京都着。しかし、このときあんなことが起こるとはだれも予想していなかったのである。
 
クロ氏と合流し、時間もあるからとコーヒー店へ。朝飯食ってないなら仕方あるまい、と鷹揚にうなずきつつ店内へ。カフェインで眠気を吹き飛ばしたところで、チケットの配布と鞄を……無い!
 
いや、肝心のチケットは懐に入れなおしていたので問題なかったのだが、衣類を入れてきたボストンバッグが無いのだ。
落ち着いて素数を数えることもできずに、行動をあわてて思い出していく。うむ、ホテルを出るときに肩に重みがあったのは覚えている。もちろん乗り込んだ時もだ。降りる時には体が軽かった……座席の棚か。
 
茶店で電話帳を探そうとするあたり、ありえないほどあわてていたらしい。どうにか忘れ物センターにTELをかけ、車内捜索してもらえることに。「ご連絡先はこの番号でよろしいでしょうか?」「これから電波の届かないところ(=映画館)に行くんで、指定した時間にかけてもらえませんか」(爆)
身勝手ここに極まれり(笑)
 
まどマギ前編にまったく集中できないまま(とはいえ、筋ぐらいは把握できたが)館外へ。ちょうど電源を入れる1分前にかかってくるとか、タイミング悪いわ。こちらからかけると、東京駅預かりになってるとのこと。東京駅に直でかけ直せですと?ザ・昼休みな時間なので、つながる気配無いんですけど。
ちなみに、このあとるろ剣実写版がすぐ後に控えていたため非常にあせっていた。むしろ私としてはこちらがメインだったし。リダイアルをトライすること20分ほど。つながったは良いが、現物がまだ集約されてないとかorz しかも、京都駅受け取りができない。仕方ないので着払いで実家に送ってもらうことに。
 
んで、気を取り直してるろ剣。原作ファンも、とくにそんな気のない人も楽しめる良作でした。
どちらの立場でも共通してダメなのは神谷薫役の武井咲の演技ぐらいで(笑)あとは観柳が全編通して出過ぎとか、外印・戌亥番神である必要性がまったくないとか、の些細なツッコミがあるぐらい。
 
ああもうひとつ。斉藤一はもともとPC枠で用意してたんだろうけど、PLが急遽これなくなってNPC化したキャラクターに見えました。きっと、彼のために作られたシーンでは、どうでもいい八ツ目無名異とかと戦ってたんだろう、たぶん。

夕方、三条まで出てカラオケ。初代ボブ氏も合流、無理言ってごめん。さびしかったんや。小紀行から「彼のものの名は」が歌えたので初期の目標は達した。大紀行の曲がまだ入ってなかったけど。んで、ボブ氏はなぜ平成生まれでゲンジ通信アゲダマとかブライガーとか歌えるのかと小一時間(笑)

  • 翌々日、例会

1部(昼の部)はキャンペーンキャラメ回だったので顔も出さず。2部(夜の部)から。
今回のラインナップは
1回生のSW2.0
3回生のARA2E
あとfelisさんのシノビガミ
イニシャルだけ記すと1・3回生は両方K氏になるのでそっけない表記に(笑)

結局3回生K氏のARAに入ることに。もともと本編2時間程度と短い予定だったせいもあり、開始時に
GM「みんな晩飯食ってないんで、爆速で終わらせて飯食いに行きましょう。終電で帰りたいし」
なん……だと!?(コンビニ弁当を隠しながら)まさかのサンプルキャラランダム決め→ウォーリア*3、シーフ*1、メイジ*1さすがにこれはマズイと2人ほど振り直してめでたくアコライトも加入……殴りアコだったけど。そこから15分でPL5人全員が何も考えていないキャラを作成。割り切りさえすれば、素早く作れるもんですね。

事件は街道沿いを歩いてるPTに降りかかりました。行けども行けども濃霧の中から出られず、そのうちに硫黄の臭いが濃くなって意識を失う我々。
目覚めるとなにやら民家で介抱されていたり。ただ、出てきたのは家の中でもローブを目深にかぶった娘さん。どうやらこの村の民族衣装だとか……こっちの話に無理やり合わせた感ありまくりな受け答えだったけど。家の外をふと見ると、やはり霧の中……のはずなんですが、娘さんには霧が見えていない様子。目覚めたら村長のところに来るように言われてたらしく、このままでは埒も開かないので行ってみることに。村長はいきなり土下座「冒険者の方とお見受けします。どうかこの村を救ってくだされ!」
 
……話が見えない。
 
村長をなだめすかしながら聞いてみると、「数日前に魔術師風の男が突然この村にやってきて、村の広場に魔法陣を描き儀式を行って去っていった。それ以来、村から出ることができなくなった」
延々左手の指輪をさすりながら話を続ける村長。その癖を歴戦の冒険者である我々は見逃さなかった。
「その指輪が呪い(儀式)のカギかもしれません」とテキトーなことを言いつつ直接触れずに調べてみるも、何もわからず。
仕方なく、魔術師風の男が去った方角を捜索することに。
 
足跡を手掛かりに追っていくと、途中渓谷に出る。
川が横切るように流れていて、崖の向こうまではつり橋がかかっていたのですが、向こう岸の吊り手が切られてこちら側の崖に橋が垂れ下がっている状態。まさかループとかしてないだろうと笑いながら布を括り付けた小枝を川に放り込んでみる我々。数分後、放り投げた小枝with布が流れてきてビックリ。今追っている魔術師はとんでもなく大物では?という空気が一瞬流れましたが、ほかに行くあてもないのでそのまま突き進むことに。ちなみに向こう岸まで7mほどだったので跳躍の得意なモンクが渡ってすぐに橋をかけ直せました。(なんでGMから指定がなかったんだろうね、飛行状態にできる魔法を持てとか)
 
そんなこんなで、日の落ちるころ廃屋を発見するPCたち。ここに足跡は続いている。ずかずか中に入って魔術師とご対面するんですが、結構高名なアコライトだったようで態度を軟化して事情を聴いてみることに。我々の目覚めた村が妖魔の集落だという話。儀式は妖魔の認識をずらす魔法だったようで、現在妖魔たちは自らを人間だと思い込んでいるとのこと。50体ほどもいる妖魔すべてに魔法をかけられるお方がどうして逃げ帰るのかとかいろいろひどい詰問はあったものの、村を滅ぼすことで合意。村周辺からの出入りを禁ずる結界の核が、村長宅地下の迷宮にあることまでつきとめたらしい。
だが、最後の部屋の鍵がどうにも見つからない、とのこと。形と大きさにあたりはついており、おそらく村長の左手にはまっている指輪の石だとのこと。
 
ここまでわかれば、あとは力押しで。村長に呪いを解く鍵がその石だと無理やり説得、指輪をゲット。あとは迷宮最奥部で破壊活動するのみ、というところで村長以下10名ほどの村人が押し寄せてくる。妖魔だという自覚がもどってきたらしい。なし崩しの戦闘ではあったけど、こちらが蹂躙して2ラウンド経たずに終了。あまりのあっけなさに、「これがクライマックスフェイズでいいんだよね?」と確認する始末。最奥部のオーブ(霧の結界発生装置)を破壊&妖魔の村を焼き討ちして後味の悪い事件終了。
 
あ、ちなみに序盤で村長から提示された報酬は保存食少々といった程度でした。焼き討ち前に見てみると人肉らしいということまでわかったので、容赦なくやってしまいましたが。
 
短時間で畳み掛けるタイプのシナリオでしたが、GMがそれを徹底できてなかった(理解してなかった?)のは残念。描写を丁寧にすれば(今回PLの態度も悪かったのでGMばかり責められませんが……)、もう少し消化不良感がなくなるかな(老害面で

時間調整にFARMAGEDONを1プレイ。
見た目はボナンザのような育てゲーに見えますが、実際はかなりの奪い合いと妨害が起こる仕様。効率がいいのは自分の安い作物に保険金をかけて全破壊する保険金詐欺か、作物の植わってる他人の畑を差し押さえて一気に収穫するかぐらいの模様。農業ゲーではなく、大地主マフィアの抗争といった感じ(笑)1回30分くらいの、うちの風土によくあった軽めのカードゲームでした。
 
ロック1戦あったけど、ひどいクソゲー
開始1時間でノヴァしておけばよかった。下手に粘ってしまうから4時間半もの苦行が。
 
あとはぐだぐだしつつ昼過ぎから焼肉。
同回生5人のうち4人が集結するさながら同窓会めいた雰囲気に。
 
まずまず楽しい時間を過ごせました。年内にはもう行けないだろうなぁ。