視聴者票が思ったより重い

THE MANZAI2011の感想を少し。
 
M−1の後番組ですが本戦(ゴールデン放送)出場が15+ワイルドカード1の16組と多いことと国民ワラテン(ケータイ・スマホを使った視聴者票)がM−1と大きく違う特徴。あとは4組から決勝進出1組を決めるのが4グループと割と短い間隔で比較するため、審査員が点数でなく票を投じる形式でも不満感が少ない。視聴者票も「へぇ」ボタンのようなアプリ(落としてないので実態は分かりませんが)を使ってのグラフ判定があるのは分かりやすくていい感じ。
M−1が妙に玄人寄りの寸評に時間を割いてしまっていたのでそこの反省なのかも。審査員が4組のうちどの1組が一番面白いと感じたかがはっきり分かるので透明感が良い。
んで、グループBのジャッジであったんですが、全10票を3・3・3・1で分けてしまったときの処理が視聴者票の点数が高い組が進出、という視聴者寄りのお祭りとして納得のいくルールでした。
ただここで昔のM−1(第1回大会とかそれ以降も3回戦までとか)にあった人気投票的な側面はだいぶ削られた代わりに、畳み掛ける方が有利な感じなのかな?とは。まぁスリムクラブに不利だってだけかもしれませんけど。
 
Final Round直前(22:00ごろから)に進出組のネタとワラテンのグラフを表示するのはある種革新的、面白い試みだと思います。4時間番組を最後の1時間だけ見るという選択肢も出てきますし。惜しむらくは……録画し損ねたことかorz
 
Final Roundは後で追記します。
 
追記
・ナイツまで終了。やっぱり生放送ならではのネタが多い(笑)
・千鳥の1回戦メタネタ(“白平世代”)はこの方式ならではのところはあるんだろうけど、好き嫌い分かれそうなところ。でもまあ、得意ネタが知れ渡ってる前提のメタネタでも同じことなんでむしろ上手いと取るべきか、うーん悩む。
 
ナイツ、パンクブーブー、千鳥の3組でどこが勝ってもおかしくない感じだったけど、審査員票が今回はパンクブーブーにわずかに寄ったって感じ。点数だとどう転んでもおかしくないと思うあたりレベルが高かったなぁと。392万人も登録してんのか>国民ワラテン、集計システムも大変だな。