「規範の中にいるときは それを窮屈と感じるけど規範無き行為は また行為として成立しない」

劇場入場券が特別公開には適用できない罠。
攻殻機動隊S.A.C. Solid State Society 3D を見てきました。


ザ・3D酔い(´Д`|||)
 
眼鏡と3Dメガネの間がしっくり来ないせいだとは思うけど、じわじわとギボヂワルイ。
そして、オープニングかと思いきや、タチコマな日々がいきなり始まって本編とはなんにも関係ない件。

貴腐老人(全自動介護システムにつながれてじわじわと干からびていく)とか、国家による幼児誘拐とか、そういう社会派なネタや、無力感と限界を知る雰囲気が良い。拡張現実(特に視界にポップアップするウィンドウ)と3D映像の相性の良さを体感できたのは2000円を投じた甲斐があったと思う。
 
いつものごとくTRPG的に考えると、シャドウラン一択としか。サイバーでパンクな公安9課だし。それでは余りにまっとうなのでほかのパターンを考えると、ダブルクロスでの再現かな?と。都市伝説系のレネゲイドビーイングと集合無意識を重ねるあたりが限界くさい。ただ、超人戦闘よりはもう少し現実寄りなので、レネゲイドウィルスを電脳技術とかマイクロマシンとかに置き換える必要はあるかも。