官房長ー!

相棒劇場版Ⅱ見てきました。
もちろん映画を共に見る相棒なぞ居らんので、独りで見に行きましたとも、ええ。
激しくネタバレなので、ご注意ください。
 
今回は官房長の回でした。(←違……わないよね?)
 
まずはハイライトの掛け合いから。いつもの回転寿司のシーン。
官房長「ほら、ぼくだって成長してるんです。お皿戻さないでしょ」
右京「それは成長ではなく、常識です」
映画館なのに思わず噴いてしまった。
 
ここから始まってきた、なんというか官房長の違和感。
(以下反転↓)
ラスト5分のシーン。「君も杉下のもとについて青くなったねぇ」「まさか、絶対的な正義が存在するだなんて思っていないよね?」「これで終わりでいいよね?じゃ、行くよ。車を待たせてあるから」となんだか退ききらない・押し切らないどこか調子のおかしい官房長。この直後、今回一番割りを食ったノンキャリの星に刺されてしまいます。「殺されるなら、杉下、お前にだと思っていたのに」この台詞を最期に息を引き取ります。ここで予告でも流れていた右京さんの咆哮「官房長ー!」が響き渡って、葬儀のシーンへ。
 
「神戸君、3人を検挙しますよ」「杉下さん、それは官房長の遺志に反するものじゃ?」「(略)それが僕の官房長への別れの言葉です」
うーん、別れのっていうより袂別の言葉という気が。
(↑反転終わり)
 
他にも見所はたくさんあったけど、やはり一番は上記のシーン。
それ以外にも、亀山君がいなくなってから右京さんの行動力がムチャクチャ高くなっているのがなんとも言えず。(窓からロープで吊るされながら降りるとか、雀卓をおもむろに蹴飛ばしてみるとか
後は大河内監察官のこの台詞「監察官に友達がいるとでも思うのか?」なんとも寂しい台詞ですね。