むかしおおかみというけものがおったそうな

結局、先月末に無料で見てきたのはルー=ガルー


かなりけなし気味なので折りたたみます。
 
 
 
なんか時間が合わず、他の二つの候補を見る体力がなかったため決定。
この時点で我ながら舐めてる気はするが、最悪90分快眠するために劇場に入ることに。
 
うーむ、「金返せ」とは言いたい(いや、払って無いけど)
まず言わせてもらうなら、
登場人物って、外見と声と(萌え)要素・属性を組み合わせれば成立すると思ってるのか?
久しぶりに「パーツ化する“萌え”」に反感を覚えた作品でした。
 
そもそも“萌え”文化に乗り損なった身としては、現在の市場が理解出来ていないせいもあるのですが、それにしてもひどいキャラ造詣とは思う。
ひどいと言うのは語弊があるような気もする。“薄っぺっらい”がいいのかもしれない。
 
パーツ化、組み換え、による大量生産品の一山いくらのキャラクターに(私が)価値を見出していないのはあるだろうけど、なんだかなぁ。
最近の市場を見るとどうやら大量生産品→大量消費→すぐに賞味期限切れ→次の大量生産品って流れに見えて仕方ない。
 
せっかくSFチックなAR(拡張現実)の普及した世界を舞台に、安心・安全の合成食肉しかなく、コミュニケーション不全がわりと普通の症状として見られる、とか良い設定があったのにキャラクターがペラいせいで台無しになってたような気がする。
別にシャドウランのようなキツイ現実をやらなくてもいいけども、
中二病をこじらせて道を踏み外した」だけにしか見えないキャラで事件そのものの解決を図られると、ものすごくもにょる。
 
昔の(おそらく21世紀初頭)ガールズバンドのPVの踊り(けい○んにしか見えない)を選ぶセンスとかも、なんなんだか。明らかにサントラ狙いなのがなんとも。
その辺のバランスがよくないんだろう。
 
一応いい点をあげるとするなら、背景・CGの書き込みや中割りはきちんとしてるっぽい、ってことぐらいか。
(これで低予算アニメ並みの作画だとホントにキレてますが)
 
珍しく延々と愚痴ってしまった。よくないな。