飛行機だけは勘弁な

しばらく更新してなかったのはネタ不足ではなく、忙しかったから。
月〜金に替わってからかえってキツイ不思議。
 
そんな6連勤後の一服の清涼剤といった感じで特攻野郎Aチームを見に行きました。
 
 
 
 
 
 
 
さすがは一世を風靡したシリーズの劇場版。
旧作を全く見ておりませんが(吹き替えの4人の自己紹介ぐらいしか知らない)
まずまず楽しめました。
 
時系列は4人の出会い(チーム結成)から、
(結成後8年)イラク戦争でのミッション→軍法会議→脱獄&名誉回復ミッション(ED後に傭兵Aチーム=TVシリーズとして独立)といった感じ

シーンの展開の仕方は非常にベタで王道。
マードックの脱獄シーンはもはやドリフとしか思えなかった(笑)
基本的にアクションで魅せつつ、合間合間に大佐の回想ナレーションで状況説明という手法で画面から目を離させない工夫が、TVシリーズを意識したつくりになっていた様子。
色んなシーンの背景でマードックとB・Aが遊んでるのが目に付くあたり、何度も見てね、という姿勢なんでしょうか。
あとはアメリカンジョーク特有の台詞回しが、良い雰囲気を出しています。
英語が苦しくなければぜひ字幕版でどうぞ。
 
各人の掘り下げが若干物足りないのが難点。
 マードックは「イカレ野郎」とか「クレイジー・モンキー」ではなく、本当に精神病棟に入れられてるような人物だし、B・Aの名台詞「大統領だってぶん殴ってやる」どころか「上官じゃなきゃお前らぶん殴ってるところだ」とかえらく丸い印象。これはこのあとの「改心して不殺の誓いを立てた」ってシーンに繋ぐためかもしれませんが……
 総じてフェイスがいいとこどりをしすぎてる印象なのも、ややもにょる感じ。作品上の立ち位置として、こいつだけハリウッドアクション映画の主人公なんですがいかがなものかと。チームの一員というより単独行動で解決しようとする主人公にしか見えない。このへんはハンニバルが50代のオヤジだからなのか……?
 
さて、ブルロネクサス的にクラスを割り振るなら
ハンニバル:「作戦は奇をもってよしとすべし」の台詞から、ミリティアコマンダーガンドッグゼロ)かミリティアトリックスターあたり?
フェイス:カリスマ/トリックスターの一択。射撃系の技能を少し取りましょう。
マードック:本編からするとテック/テックもしくはテック/ブレイン。ミスティックやエクリプスを混ぜるのもあり。技能は操縦系のみをガン上げして、精神汚染は多めに取得ってことで(笑)
B・A:モンストロス/フィスト……と思ったが、射撃がさっぱり伸びないので没。メカニックという設定を生かしてテック/モンストロスかテック/フィスト+射撃系技能ぐらい?おとなしくアサルト(ガンドッグゼロ)あたりを混ぜたくなる(笑)