しのぶれど・・・

南海TRPGしろくまさんでシノビガミを遊んできました。
一応ネタバレ防止のために折りたたみます。
 
 
 
 
 
 
現代に生きるシノビたちがそれぞれ己の(流派の)目的のため、時に協力、時に騙しあい、死合うことも
……けれど「忍者」の意味は「番長*1」ぐらいというなんだかシリアスとコミカルが共存する世界。
 
今回、PCたちは流派の壁を越え、地方都市鴨嶋市に現れた「銀狼」を退治すべく組織された討伐部隊。
オトコ喰いの姐さん、旦那と娘をテロで亡くした未亡人、飄々とした浪人生、必殺のコインパンチ女子高生とアク個性の強い集団です。
私のPCですか?浪人生ですが何か(^^;
 
そんな4人をまとめる薄っぺらい役人のようなまとめ役(NPC)の5人が討伐隊として組織されました。
鴨嶋市について件の銀狼の調査を始めるかと思いきや、
まずはお互いの親交を深め*2たり、調査・保護対象の少女と甘酸っぱい出会いがなかったり、と好き勝手してるように見られるPCたち。
業を煮やしたまとめ役NPCが「お前ら仕事しろ」と言ってくる始末。
まあ、親交を深める過程で私のPCがどんどんヘタレ化していってあげく、この上司に相談するシーンまで作ったのが遠因とは思いますが(笑)
 
 
怒られてからは、展開もスピーディーに。
指定されていた5サイクルが終了する前に全ての秘密を曝露できました。
もちろん、PCの持つ秘密・使命(=シナリオクエスト)も全て。
やれ、「銀狼の血肉を持って帰る」だの「銀狼を倒す」だの「寄生された少女(実は生き別れの妹)を助ける*3」だの「隣のPCから“愛情”の感情をつけてもらう」だのがありましたが、まあそれはそれ。
 
幸いにも、(銀狼に寄生されていた)少女を殺害されないようにしつつ、銀狼と(銀狼の力を手にしようとしていた)上司を退治すれば、ほぼ全員の使命も達成されるようなのでそれで手を打つことに。
……いや、宿主を殺した方が早いとの意見は当然ありましたが、一応助ける方向で一致。
 
 
割とすぐに奥義を見抜かれた上司に、特殊能力も封印されていた銀狼相手に多少の手傷は負わされるものの、全体に出目が良く、危なげなく勝利。
ハイライトは、変調(バッドステータス)攻撃を食らってエンディングで行方不明になるところが、スペシャル(クリティカル)を出してバステを消したり、姐御がいつの間にか戦力として数えられなくなっていたために、最後の話し合いで、ついにムチャクチャ下手に出て、血肉を譲ってもらったり、女子高生が略奪愛を狙った最後の攻撃が“感情操作”判定に失敗して単なるパンチになっていたり*4、といったところ。
 
エンディングはそれぞれベタな感じで終了。

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シナリオはこんな感じで、元々がロールプレイ重視のサークルに居たおかげか割りに違和感なく入っていけました。エンジンがかかるまでに時間がかかるのは、そもそもの気質なので仕方ないとしても。
 
 
初めてのシステム・初参加のサークルでしたが、本当に楽しめました。この場を借りて、本日卓を囲んだ方々に感謝しますm(_ _)m

*1:番長学園の特異能力者

*2:そういうシーンでお互いに“感情”を結ぶことが、中盤の調査などで有利になるため

*3:この秘密(寄生云々は書いてない)をもらった瞬間、カバーリングとダメチャイ用の忍術を取る事が決定しました。任務を取るか・愛情を取るかで天秤にかかるようなロールプレイのために“飄々とした”としたつもりが……

*4:妹からもらっていた回復アイテム相当のクッキーで、即座に回復してみました